- トラスカラ王国
- Tlahtōlōyān Tlaxcallan
1519年のトラスカラ(Tlaxcala)の地図
トラスカラ王国(ナワ語群: Tlaxcallān)とは、かつてメキシコにあったアメリカ先住民(インディオ)の都市国家。人口25万人、面積4,500km²(1519年)だったと推定されている。
メキシコ中央部を支配していたアステカと敵対しており、アステカの王モクテスマ2世からの攻撃を何度か受けていた。両者ともに生贄を捧げる習慣があり、生贄の確保と戦士の訓練のため、儀式的な戦争(花戦争)を行っていた。
1519年にメキシコに上陸したエルナン・コルテス率いるスペイン軍との戦闘の末、コルテスに降伏した。その後アステカに対抗するためにコルテスの同盟者となり、アステカ滅亡に大きな役割を果たした。
関連項目
- アステカ
- トラスカラ州
- スペインによるアステカ帝国の征服




