宗谷村(そうやむら)は、北海道宗谷支庁北部に存在した村である。宗谷郡に属していた。1955年に稚内市に編入された。
宗谷は江戸時代から開け、間宮林蔵や松浦武四郎などの探検家も立ち寄っている。
地理
宗谷管内北部に位置する。西部は宗谷湾、北部は宗谷海峡、東部はオホーツク海に面し、南部は山間。
- 河川:増幌川
- 岬:宗谷岬
- 島:竜神島
- 字:富磯、宗谷、増幌、清浜、珊内、大岬(現・宗谷岬)、峰岡、東浦ほか
隣接していた自治体
- 宗谷支庁: 稚内市、猿払村
沿革
- 1879年 戸長役場設置(稚内市の開基とされる。)
- 1900年 稚内村を分離する。
- 1924年 猿払村を分離。
- 1955年2月1日 稚内市に編入されて廃止。
歴代村長
- 澤内 精治 (1947年(昭和22年)4月 - 1955年(昭和30年)1月・2期)
経済
- 漁業と酪農が盛んである。
漁業
- 富磯漁港
- 宗谷漁港
- 第一清浜漁港
- 第二清浜漁港
- 大岬漁港
- 東浦漁港
教育
- 中学校
- 富磯
- 宗谷
- 大岬
現在の稚内市立宗谷中学校は稚内市に編入後の1967年に上記3校を統合して開校。
- 小学校
- 富磯
- 宗谷
- 大岬
- 小中学校
- 増幌
- 東浦
- 峰岡(1971年に廃校)
交通
鉄道
村内に鉄道路線なし。
道路
- 一般国道
- 国道238号
注釈
脚注
関連項目
- 北海道の廃止市町村一覧




