関東女子ラグビーフットボール大会は、関西ラグビーフットボール協会の主催による女子ラグビー大会である。九州地区のチームも参加し、優勝・準優勝チームは、日本ラグビーフットボール協会主催の全国女子ラグビーフットボール選手権大会へ進出する。日本女子ラグビーフットボール連盟時代の1998年(平成10年)に始まった。
大会概要
2024年大会の実施要項から。
- 2024年11月17日から12月22日まで、中5日以上をあけて、5チーム総当たり戦(各チーム4試合実施)で順位を決定する。
- 試合時間: 40分ハーフ、ハーフタイムは15分以内。
- 15人制、選手登録は23人以内。
- スコッドの人数:World Rugby競技規則どおり(23人の場合はフロントローは最低6名用意)。
- 順位決定方法は、勝ち点制度を用いる。勝ち4点、引き分け2点、負け0点、負けても7点差以内の負けで1点追加、3トライ差以上の勝ちで1点追加。ペナルティトライは「トライ1、ゴール1」とカウントする。
- 優勝・準優勝チームは、「全国女子ラグビーフットボール選手権大会」の出場権を得る。
- 主催:関西ラグビーフットボール協会
- 主管:関西ラグビーフットボール協会女子委員会、兵庫県ラグビーフットボール協会、大阪府ラグビーフットボール協会、岡山県ラグビーフットボール協会、三重県ラグビーフットボール協会、広島県ラグビーフットボール協会
歴史
1988年(昭和63年)4月、日本女子ラグビーフットボール連盟が発足。11月、第1回「全国女子ラグビーフットボール交流大会」を開催。
1990年(平成2年)、関東で第1回「関東女子ラグビーフットボール大会」が開催。
1998年(平成10年)10月、第1回「女子ラグビーフットボール関西大会」を花園第3グラウンド(東大阪市)で開催。
2002年(平成14年)4月、日本女子ラグビーフットボール連盟は日本ラグビーフットボール協会に加盟し、発展的解消。
2014年(平成26年)11月、前年までの「全国女子ラグビーフットボール交流大会」に代わり、第1回「全国女子ラグビーフットボール選手権大会」として開催。5位決定戦として、関東・関西・九州の各協会エリアからの3チームが20分ハーフで対戦。3位決定戦として、関東・関西の2チームで30分ハーフ対戦。決勝戦(日本協会会長杯)は関東・関西の2チームが40分ハーフで対戦した。
2018年度(平成30年度)第21回「女子ラグビーフットボール関西大会」は、2019年2月に開催された。名古屋レディースR.F.C、神戸ファストジャイロ、Blue Peaglets(PEARLS、ながとブルーエンジェルス、四国大学、兵庫県R.S.レディースの合同)、大阪九州選抜(追手門学院、Hanazono Hollyhocks、寝屋川ウィメンズ、Rugirl-7West、九州産業大学の合同)の4チームによる総当たり戦。
2019年(令和1年)12月8日から2020年(令和2年)1月12日まで、第22回大会を開催。名古屋レディースR.F.C、兵庫・大阪・長門合同チーム、2019関西合同Teamの3チームによる総当たり戦。
2020年(令和2年)、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、第23回は中止。「全国女子ラグビーフットボール選手権大会」にPERALS(三重パールズ)が選抜され決勝戦1試合のみ実施し、PERALSが優勝した。
2021年(令和3年)11月-12月の第24回では、無観客試合や、有観客でも連絡先を申告などの対策を行った。2022年(令和4年)11月-12月の第25回は有観客試合で開催した。
2023年度(令和5年度)第26回大会は、PEARLS、合同1(春日井シティバルキリーズ、アザレア・セブン、兵庫県ラグビースクールレディース)、ALMA(富山サンダーバーズ、名古屋レディースR.F.C.、追手門学院女子ラグビー部VENUSの合同)・IRIE(滋賀ブリーズ、寝屋川ウィメンズ、神戸ファストジャイロ、四国大学の合同)、日本経済大学の5チームが出場した。
結果
脚注
関連項目
- 関西ラグビーフットボール協会
- 全国女子ラグビーフットボール選手権大会
- 全国女子ラグビーフットボール交流大会
- 女子ラグビー
外部リンク
- 関西ラグビーフットボール協会

