ジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、1994年2月24日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州バッファロー出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス6勝、ダブルス7勝を挙げている。自己最高世界ランキングはシングルス3位。ダブルス1位。身長170cm、右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。韓国系アメリカ人。
2024年全米オープン女子シングルス準優勝。WTA1000トーナメント3勝。
経歴
2011年全米オープンではテイラー・タウンゼントとペアを組み、ワイルドカードで女子ダブルス本選に出場した。1回戦と2回戦に勝利し、3回戦で第3シードのバニア・キングとヤロスラワ・シュウェドワのペアに敗れた。2012年のBNPパリバ・オープンではワイルドカードで女子シングルス予選に出場し、予選を勝ち抜いて本選に出場したが、本選では1回戦でマグダレナ・リバリコバに敗れた。
2015年全米オープンでは女子シングルス予選を勝ち抜き、グランドスラムの本選に初出場した。本選では1回戦でアリソン・バン・アイトバンクに勝利し、2回戦でドミニカ・チブルコバに敗れた。2018年9月のクープ・バンク・ナショナルではクリスティナ・プリスコバ、オンス・ジャバー、第2シードのペトラ・マルティッチ、第5シードのソフィア・ケニンに勝利し、初めて女子シングルスでWTAツアーの決勝に進出した。決勝では第8シードのポーリーン・パルマンティエに敗れて準優勝に終わった。
2022年全仏オープンではコリ・ガウフと10歳差のペアを組んで女子ダブルスに出場した。決勝でキャロリン・ガルシアとクリスティナ・ムラデノビッチのペアに敗れたが準優勝を果たした。
人物
父親は実業家で億万長者のテリー・ペグラ。母親は実業家のキム・ペグラ。父親はNFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーである。母親は韓国の首都ソウル出身であり、5歳でアメリカ合衆国に渡った韓国系アメリカ人である。
2021年には長らく交際していた男性と結婚した。
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 16回 (7勝9敗)
ダブルス: 12回 (7勝5敗)
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
脚注
外部リンク
- ジェシカ・ペグラ - WTAツアーのプロフィール (英語)




