ティタノサウルス (Titanosaurus) は、中生代白亜紀後期のインドに生息していた竜脚類の恐竜。ティタノサウルス類の1属である。名はギリシア神話の巨神ティーターンに由来するが、竜脚類としては大型ではない。文献によってはチタノサウルス、あるいは英語式にタイタノサウルスと表記される。
形態
発見されたのは胴体後部の椎骨および肋骨の部分骨格のみであり、詳しい形態は判明していない。近縁の属では、体長12 - 19メートルほどで四肢は短く、背中に皮骨から構成される装甲を持っていたと推定されている。
2022年には岡山理科大学などがゴビ砂漠を調査して同類の1,000個以上もの足跡「行跡」を発見し、歩き方や姿勢の解明につながると期待されている。
出典
参考文献
- ヘーゼル・リチャードソン、ディビット・ノーマン(監修)『恐竜博物図鑑』出田興生(訳)、新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、124-125頁。ISBN 4-7875-8534-7。
関連項目
- 恐竜の一覧
- チタノザウルス - 映画『メカゴジラの逆襲』に登場する恐竜型怪獣。名称は類似しているが、劇中における形状や生態などは大きく異なっている。
- 絶滅動物一覧




