石仏駅(いしぼとけえき)は、愛知県岩倉市石仏町にある、名古屋鉄道犬山線の駅である。駅番号はIY08。
歴史
- 1912年(大正元年)8月6日 - 開業。
- 1982年(昭和57年)5月30日 - 現駅舎が完成。
- 2004年(平成16年)2月15日 - 無人化。SFパノラマカード・ユリカ対応駅となる。
- 2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正に伴い準急停車駅となる。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2020年(令和2年) - 駅東口供用開始。
駅構造
8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システム導入済みの無人駅である。改札口は各ホームの犬山寄りに1箇所ずつ設けられており、各改札口付近に自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)が1台ずつ設置されている。なお、上下ホーム間へは改札口付近にある跨線橋で繋がっているが、駅構内にエレベーターは設置されていない。当駅付近の線路はほぼ直線で、カーブも緩やかであるため急行以上の列車(6000系を除く)は110km/h程度の速度で通過する。
バリアフリー化工事について、2019年(令和元年)12月20日に名鉄と岩倉市の間で覚書が締結され、2020年(令和2年)に工事が完了した。このバリアフリー工事では、上りホーム側に新たに駅舎(東改札口)が整備され、従前の下りホーム側の駅舎(西改札口)もスロープが設置され、付近のトイレがバリアフリー化された(東改札口側は改札外のロータリーに公衆トイレが整備された)。
のりば
配線図
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,258人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中132位、犬山線(17駅)中13位であった。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,141人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中134位、 犬山線(17駅)中13位であった。
- 『いわくらの統計』『移動等円滑化取組報告書』によると、一日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
- 2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正に伴い、準急の基本停車駅へ昇格し、準急乗車時の名古屋方面へのアクセス性が向上した。ただし日中の停車本数は改正前と変わらず上下線とも毎時各4本。以降徐々に利用客が増えている。
- 年度別乗降・乗車人員から、定期枚数は360で除し、定期外枚数は365(閏日が含まれる年度は366)で除して一日平均乗降・乗車人員を求めている。
駅周辺
1985年(昭和60年)頃までは農業も行われていたが、1995年(平成7年)までの土地改良工事で住宅地が主になった。駅の北側と西側は一宮市千秋町との市境に近い。
主な施設
- 岩倉神野郵便局
- DCM21岩倉店
- 県立一宮南高校(一宮市千秋町)
- 県立一宮工科高校(一宮市千秋町)
バス
かつては駅の西にある名神高速道路上(国道155号と交差する地点)に岩倉バスストップがあったが、廃止された。
- i-バス(千秋ふれあいバス)「加納南」バス停(駅から徒歩で約5分)
- ウキナオ・一宮市民病院南経由一宮駅東口行き
- 千秋病院行き
隣の駅
- 名古屋鉄道
- IY 犬山線
- □ミュースカイ・□快速特急・■特急・□快速急行・■急行
- 通過
- ■準急・■普通
- 岩倉駅(IY07) - 石仏駅(IY08) - 布袋駅(IY09)
- □ミュースカイ・□快速特急・■特急・□快速急行・■急行
- 布袋駅との間に小折口駅があったが、廃止された。
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 愛知県道170号石仏停車場線
外部リンク
- 石仏駅(名古屋鉄道)

