トレイルブレイザー(欧字名:Trailblazer、2007年3月15日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に2011年のアルゼンチン共和国杯、2012年の京都記念。

馬名の意味は、「先駆者」。

戦績

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2009年9月21日、新潟競馬場での2歳新馬戦でデビューし、1着。2歳時はこの一戦で切り上げ、翌2010年3月に戦列に復帰し、5月京都競馬場での500万下条件戦で2勝目を挙げて1000万下クラスに昇級。クラス2戦目の九十九里特別を勝って菊花賞に駒を進め、ビッグウィークの8着に終わった。4歳となった2011年は、初めの4戦は勝てずも5月の烏丸ステークスを勝ち、続く目黒記念でも4着に入る。宝塚記念8着、準オープンクラスに降級して初戦の古都ステークス2着のあと、11月のアルゼンチン共和国杯では差してきたオウケンブルースリを1馬身4分の1差おさえて重賞初勝利を飾った。その後はジャパンカップでブエナビスタの4着、香港ヴァーズでドゥナーデンの6着に終わる。

2012年を迎え、初戦の京都記念では2着ダークシャドウに2馬身差をつけて重賞2勝目。3月のドバイシーマクラシックに選出されて招待を受諾し遠征予定も、鼻出血により断念。目黒記念9着のあと宝塚記念に出走予定も、6月20日の調教後に再度鼻出血を発症して回避を余儀なくされる。ここに至り、鼻出血の予防に効果があるとされる利尿剤のラシックスを投与できるアメリカへの遠征を決め、サンタアニタ競馬場でのブリーダーズカップ・ターフを目標にすることとなった。9月に渡米し、アメリカ初戦の10月6日のG2競走アロヨセコマイルステークスではオブビアスリーの2着、本番のブリーダーズカップ・ターフはレース前日の調教で外傷を負ったが出走にこぎつけ、レースでは先行しつつもリトルマイクの4着に終わったが、ブリーダーズカップ全体では2010年のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフで4着に入ったレッドディザイアと並ぶ最高着順のタイ記録となった。帰国後は有馬記念に出走してゴールドシップの13着に終わる。

6歳を迎えた2013年は、ファリダットを帯同馬として従えドバイワールドカップミーティングを目標にドバイ遠征を敢行するが、ドバイ初戦のマクトゥームチャレンジラウンド3は12頭立ての10着。前年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナとともに臨んだドバイシーマクラシックもセントニコラスアビーの11着と振るわなかった。ドバイから帰国後、帰国初戦の七夕賞で2着に入ったものの、以降4戦は二桁着順を重ね、2014年の日経賞15着が最後の競馬となって4月4日付で競走馬登録を抹消された。

引退後は乗馬となり、福島県南相馬市の大瀧馬事苑、山梨県北杜市のステーブル小淵沢で繋養。2020年の全日本ジュニア馬場馬術大会などに出場している。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.com、香港賽馬會、EQIBASE、Racing Postの情報および記載法に基づく。

  • 香港ヴァーズのオッズおよび人気は、香港賽馬會によるもの。
  • 枠番:Draw(香港)、PP(EQIBASE)、SP(Racing Post)、馬番:Horse No.(香港、Racing Post)、Pgm(EQIBASE)
  • 馬場状態: Fm=Firm, GF=Good to Firm, Gd=Good, St=Standard

血統表

  • 近親にシーロ、ヘクタープロテクター、シャンハイ

脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post、香港ジョッキークラブ

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トレイルブレイザー4着、リトルマイクがブリーダーズカップ・ターフ制す 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News